2009年3月18日水曜日

フライウェイ・パートナーシップの参加証を展示しました。

 米子水鳥公園は、東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップという国際的なプログラムに参加しています。これは、水鳥の生息地間で情報交換など様々な交流をしようというものです。
 水鳥の飛来地を持つ自治体は、日本全国に散らばって存在しています。それぞれの地域では、湿地の保全のために様々な知恵を持ち、活動をしています。しかし、散らばって存在しているためになかなか協力できなかったり、情報が共有できず孤立しがちです。それをつなごうというのがこのネットワークです。
 湿地保全のための技術や、制度や情報をつなぐことによって様々なメリットが生まれます。たとえば、今年、水鳥の飛来数が少なかったという場合、繁殖地の情報を聞くことができれば、それは、自分の管理する湿地の環境が悪くなったのか、それとも別の地域が原因なのかわかります。
 このネットワークは、米子水鳥公園が世界につながり、協力しているという証なのです。

東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップについてはこちら!http://www.sizenken.biodic.go.jp/flyway/