2012年10月29日月曜日

1/10000のアメリカヒドリ

ただいま米子水鳥公園は、たくさんのカモで賑わっています。池に広く散らばるカモの大群を眺めていると、これだけたくさんカモがいるのなら、何か珍しいカモが混じっているかもしれない、という期待が湧いてきます。



実際に、12000羽を記録した27日にはアカハジロが1羽見つかりましたし、翌28日にはアメリカヒドリが1羽見つかりました。



CIMG8521s.JPG






































アメリカヒドリ雄。

ヒドリガモとの交雑個体はよく見かけますが、純粋なアメリカヒドリはかなり珍しいです。

昨日撮影した画像ですが、今日もいます。

ポイントは、薄い赤紫色の体、まだら模様の白い顔、緑色に光るアイシャドウ、くちばしの付け根を縁取る黒い線です。

交雑個体も1羽いましたので、お間違えなく。



およそ1万羽の群れから珍しい鳥を探し出すのは難しいですが、

何気なく観察していると偶然目に留まることもあります。

今回の発見も、そんな偶然の産物です。



皆さんも、この時期限定の万羽ガモ風景をご覧になりませんか。

運がよければ、なかなか出会えない珍しい鳥が見つかるかもしれません。