2014年7月31日木曜日

シロスジカミキリを逮捕!

今日、常連の中学生Mくんが、園内でシロスジカミキリをつかまえてきました。

一昨年、園内で大発生?し、園内の木々を穴だらけにした虫ですが、昨年は1匹もみつかりませんでした。数年がかりで成虫になるこの虫。この個体は、一昨年に大発生した個体の子孫かもしれませんね。

















逮捕されたシロスジカミキリのオス。
かわいそうですが、園内の木々をこれ以上食い荒らさないでほしいので、見つけ次第逮捕しています。
ジュニアレンジャーの森の木々を調べてみると、他にも見つかるかもしれません。

(文・写真:きりぎりす)

2014年7月24日木曜日

カイツブリ・卵を産み足す

















昨日ご紹介したネイチャーセンター目の前のカイツブリの巣に
新しい卵が産みたされました。
古い卵に比べて白いことがわかるでしょうか?

めげない自然の力強さを感じます。

ポタちゃん

2014年7月23日水曜日

カルガモ親子 こんなに大きくなりました!!

6月初旬から次々に姿を見せてくれたカルガモ親子が、どんどん大きくなっています。
大きくなってくると、ネイチャーセンターの目の前でヒナの姿を見せてくれる時間が長くなります。
お母さんも、きっと子育ての一番大変なところが終わり、ひと安心という頃でしょうか?



















ここ数日は、前浜でくつろぐ親子が、いつも2~3組います。


もう誰がお母さんなのか、わからないですね。



隣には、ダイサギの群れも休んでいます。近くの萱島を巣立った個体でしょうか?


雛の生まれたカイツブリの巣のその後

先日ブログで紹介した雛の生まれたカイツブリの巣のその後の話です。
雛が生まれると巣を離れてしまったり、どこか別のところへ移動したりすることもあるカイツブリの親鳥ですが、相変わらず抱卵を続けています。

















もうすでに、最初の雛がかえって二週間近くたっています。




















ちょっと、巣を留守にしているときに卵が一つだけ残っているのが見えました。
無精卵だったのでしょうか?
親鳥は、自分の卵が巣にある限り温め続けるようです。
きっと、これが彼らの本能なのでしょう。少しいじらしい気がします。

ポタちゃん


2014年7月22日火曜日

カイツブリ・水草・水質の調査

今日は、休館日でしたが地元の高校に講演会に行ったり、
公園のつばさ池の調査をしたりしました。

池の水草群落(リュウノヒゲモ)の中には、カイツブリの浮巣が作られていました。
水草群落は、波を抑える効果があるので、カイツブリの浮巣も安心です。


池の奥には水草とは別のシャジクモの群落が広がっていました。



群落の中の水をくみ上げると、こんなに澄んでいます。



群落の外でくんだ水(右)と比較しました。
これほど澄んでいます。自然の力ってすごいですね。



2014年7月16日水曜日

蒸し暑い!!

連日、蒸し暑い日が続いています。
アオサギとカワウの幼鳥が、イヌみたいに口を開けて喉を震わせていました。
少しは、涼しくなるのでしょうか?




前浜のカイツブリは、ヒナがいなくなってしまいました。


ポタちゃん



2014年7月9日水曜日

前浜のカイツブリの巣で雛が孵りました

6月16日のブログで紹介した、
ネイチャーセンターの目の前にできていたカイツブリの浮き巣で、
雛が孵りました。23日間で孵化したことになります。

















現在、米子水鳥公園では、園内に7つのカイツブリの浮巣があります。
明日には台風8号が近づいてくるようですが、
巣やヒナが流されてしまわないか心配です。

ポタちゃん

2014年7月7日月曜日

バンの親子が目の前に登場!

6月25日に確認されたバンの親子は、その後全く姿を見せませんでした。
そして、昨日少しだけ姿を見せ、今朝になってようやく家族全員の姿が見られました。

(注:前回発見された家族と同一とみなしてお話ししています。実際のところは謎です。)

















お父さん、お母さん、兄弟5羽の計7羽家族です。
写真右端の杭の先に片親がいるのですが、写真の枠の外です。
ネイチャーセンター前浜左手の柵に集合していました。

ヒナは8羽いたはずですが、3羽減っています。
第1発見からかなり日が経ったので、ヒナがかなり成長しています。
もう少しヒナが小さいときに、じっくり観察したかったものです。

カルガモの親子は、近頃頻繁に姿を見せますが、
どの家族もかなりヒナが大きく成長しています。
10組以上は確実ですが、もはや何組の親子がいるかわかりません。

カイツブリのヒナは、観察しづらいですが昨日現在も1羽確認できています。
当初報告は2羽でしたが、1羽しか姿が見えません。
今日も巣は健在ですが、9:45現在ヒナの姿はまだ確認できていません。

ようやく観察しやすいところに出てきてくれたバンの親子。
これから毎日、姿を見せてくれることを期待します。

(文・写真:きりぎりす)

2014年7月5日土曜日

ダイサギのくちばしの色

ダイサギのくちばしの色は、繁殖期は黒く、冬は黄色くなります。
ネイチャーセンターの目の前に来ているダイサギのくちばしの色が、
早くも黒からから冬の黄色に変わり始めていました。
鳥の世界では、もう一足早く季節が進んでいるのでしょうか?

よく見ると、変わりかけのくちばしの
 黄色と黒のパターンが、コハクチョウに似ている・・・・

ポタちゃん

2014年7月3日木曜日

カイツブリのヒナ誕生!

現在、ネイチャーセンターから見える範囲にカイツブリの巣が4か所あります。
その中で、最も早く抱卵を始めていた巣でヒナの誕生が確認されました。


















この巣です。園内の池の北岸のヨシ原の際にあります。
まだ首がすわっていないヒナが親鳥の左隣に見えましたが、
撮影体制に入った時にはヒナは見えなくなっていました。残念。


ヒナを発見した職員MARUKOMEによると、2羽孵化しているとのことです。
今日は終日雨天で、親鳥が生まれたてのヒナをおなかの下に入れて守っており、
写真は撮れませんでした。

今後、残りの卵も順次孵化する見込みです。幼いヒナをおんぶする様子を早く見たいものです。

(文・写真:きりぎりす)