2014年11月27日木曜日

すばらしいねぐら入り風景でした!

今日は、8:00の時点でコハクチョウが2羽、オオハクチョウが10羽しかいないという、さびしい朝でした。カモは4000羽くらいです。

もう安来の田んぼに水が張られたのか、と思いましたが、昨日の夕方にはたくさん帰ってきたというので、早朝からみんな田んぼへ出かけたようです。

出不精なオオハクチョウも、一部は安来に出かけたようで、日中居残っていたのは成鳥7羽だけでした。昼間にこんなにコハクチョウがいない日は久しぶりです。

そして、15:30頃からコハクチョウが帰って来はじめたのですが、
今日は夕焼け空が明るいうちから続々と帰ってきました。夕焼け空の中を編隊飛行でこちらに向かってくるコハクチョウの様子は、素晴らしかったです。



















夕焼け空の中、続々と飛来してくるコハクチョウたち。中には、60羽くらいの大編隊もありました。

コハクチョウのねぐら入りを写真に収めたいお客様は、皆さんこのような風景を思い描きながらコハクチョウのねぐら入りを待ちますが、実際はなかなか見られません。
コハクチョウが続々と帰って来るのは、夕日が沈み、空がかなり暗くなってからが普通です。そして、いつもきれいな夕焼け空になるわけでもありません。そのため、きれいな夕焼け空を編隊飛行するコハクチョウの風景はめったに見られません。今日がまさにそのめったにない日でした。
幸運にもその場にいらっしゃったお客様と一緒に、この光景を堪能しました。

こうして、今日は17:30くらいまでに500羽以上のコハクチョウが帰ってきました。
安来の田んぼに水が張られるとこの光景が見られなくなってしまいます。
今年はいつまで見られるのでしょう。

(文・写真:きりぎりす)