2016年4月17日日曜日

猛烈な風に耐える鳥たち

今日は、一日中南寄りの猛烈な風が吹いていました。
屋外での野鳥観察は無理だったでしょう。

一方、ネイチャーセンターからの野鳥観察は快適でした。
屋外にいる鳥たちは、小さな体で暴風に耐えていました。


















風上を向いて腰を落とし、強風に耐えるシラサギたち。
ダイサギ4羽とコサギ3羽が写っているのですが、
右から1、2羽目のダイサギと、
右から3羽目、左から2羽目のダイサギの
大きさの違いに注目。

右寄り2羽は冬鳥の亜種(オオ)ダイサギです。
残る2羽の夏鳥のチュウダイサギと比べると、かなり大きいことが分かります。

















こちらは、前浜右手の島に群れるハマシギたち。
水鳥公園だよりで今月のオススメに紹介しているとおり、
今日はたくさん前浜に集まっていました。
午前中は42羽でしたが、夕方には66羽にまで増加。
手のひらサイズの小さな体で、目を細めて強風に耐えていました。

キンクロハジロを中心としたカモ類は、
ネイチャーセンター左手の水面に群れていました。

このほか、今日新着の鳥は、
チュウシャクシギ1羽、トウネン1羽、アマツバメ1羽でした。


この度の強風で、南西から珍しい鳥が飛ばされてきているかもしれません。
明日も要注意ですね。

(きりぎりす)