2016年5月16日月曜日

今日はツバメ日和。最後にサプライズゲストが!

今日は、午前中は南風がとても強く、蒸し暑い曇り空でしたが、
お昼ごろから雨が降り出し、急に気温が下がりました。
まさに、寒冷前線通過中、という天気でした。

















午前中に、強風から逃れるように、
前浜の小島にシギが集まってきました。
左から、ツルシギ、オナガガモ、ソリハシシギ、ハマシギ3羽。
「今日みたいな日は寝るしかないね~」

















強風を避けようとしていたのか、
前浜左手のドーナツ形の島にいたマガンが、
ネイチャーセンターにどんどん接近してきました。
500mmのノートリミング写真です。

私は、ネイチャーセンターからこんなに近くで
マガンを見たことがありません。ビックリ!
私と目が合ったマガンは、この後ゆっくりと遠ざかっていきました。



さて、
今日のような雨降りの日は、ツバメの観察が面白いです。

















枯れヨシの先にとまるツバメたち。
ツバメたちが群れているところをよ~くみてみると、
変わったツバメが混じっているものです。
この中にショウドウツバメが2羽いるのですが、わかりますか?

















ネイチャーセンターの非常口を風通しのために開けていたら、
扉の上にツバメがとまりました。
扉のすぐ前に私が立っていましたが、お構いなしです。

















100mmマクロレンズでツバメを撮影。
これまたノートリミング。距離は60cmくらいかな?
肉眼で間近で見るツバメは、とってもかわいいです。


16:40頃、ツバメの群れを観察していたら、
正面(東側)から正体不明の鳥が3羽飛んできて、
ネイチャーセンター前を横切り、北へ通過していきました。
この鳥は、翼が細長くて先がとがっており、おなかは白く、燕尾でした。

キアシシギかクロハラアジサシかな?と思って望遠鏡で確認したところ、
「ん、尾羽の形がおかしい。燕尾だった!」
「あれ?今の、ツバメチドリじゃなかった??」
館長ときりぎりすが同時に観察し、意見が一致しました。
2012年7月25日に幼鳥1羽が確認されて以来、2例目です。しかも3羽!

またしても証拠写真が撮れず、残念~!
まあ、存在が確認できただけでも、良しとしましょうか。

ツバメ日和の最後に、こんな「ツバメ」が現れるとは、驚きました。

(きりぎりす)