2016年6月18日土曜日

ヨシゴイ初認・クロハラアジサシ7羽も!

本日、今季初めてヨシゴイが確認されました。

ヨシゴイはほぼ毎年夏に確認されている鳥ですが、
常にヨシ原に潜り込んでいるため、姿を見るのはとても難しいです。

毎年数回ずつしか見つからず、辛うじて存在が確認できている状態なのですが、
今年も確認できてよかったです。

















ヨシ原からヨシ原へと、ふわりふわりと飛び移ります。


夕方に、常連の小学生I君が来てくれたので、
今日はヨシゴイが出たよ、とご案内したところ、
I君は自力でヨシゴイを発見しました!
すごいですね~♪

















I君は、こんな風景の中からヨシゴイを見つけました。
皆さんはどこにいるかわかりますか?




















ヨシゴイがいる部分を拡大。
ヨシゴイが見つかるときは、飛んでいるか、
ヨシ原から顔を出しているときが殆どですが、
このように、ヨシ原の根元で下を向いているところは、
なかなかみられません(というか気づかない)。


















このほか、今日は久しぶりにクロハラアジサシがやってきました。
最多で7羽現れ、前浜付近の杭にみんなとまりました。
杭が点在していて画面に7羽一緒に収まらないのが残念!
右の個体は、早くも冬羽への換羽が始まっています。


















派手に水面に飛び込んで水浴びをしていたクロハラアジサシ。
と、それを見つめるカルガモとオオバン。



一方、相変わらず殺気立っている園内のカルガモたち。
今日も前浜右手の島で、取っ組み合いのけんかを始めました。

















お互いに相手の胸元に噛み付きながら押し合っています。

















その後、もみ合いながら池に落ちて、さらに追いかけていました。


なぜけんかしているのかはよくわかりませんが、
けんかしていたのはオス同士でした。
ネイチャーセンター前に突然舞い降りてきた数羽のカルガモたちの様子を見てみると、
なんと求愛ディスプレイを始めました。

子育て真っ最中のカルガモですが、
まだフリーでいるメスをめぐって、オス同士が争っているのかもしれません。


















お尻を高く持ち上げる求愛ディスプレイをしたオスのカルガモ。
狙いは、すぐ近くを2羽で泳いでいたメスのカルガモでした。
しかし、冬と比べると、あまり活発なディスプレイではありませんでした。

(きりぎりす)