2016年7月25日月曜日

祝!カイツブリの雛誕生!

本日、ネイチャーセンターから最も近いカイツブリの巣で、
ヒナを確認しました。

















抱卵当番の交代で親鳥が立ち上がると、
足元に産まれたてのヒナが見えました!

































まだ卵が4つあるので、これから順次孵化する見込みです。
ネイチャーセンター正面の浮き巣でも、まもなくヒナが見られることでしょう。

















→追記:正面の巣でもヒナが孵っていました!
     現在、5つの巣のうち2箇所でヒナが確認されています。


ぜひ観察にお越しくださいませ♪

(きりぎりす)

2016年7月22日金曜日

まだいた!かわいいカルガモ親子

本日、閉館時間になって観察ホールのロールカーテンを閉めていたら、観察ホールの真下の草むらからカルガモの親子がゾロゾロと出てきました。

















この親子は、まだヒナが幼くてとってもかわいいです。
もう母親と同じくらいに成長したヒナばかりのこの時期に、
こんなに幼いヒナが見られるのは貴重です。

それにしても、お客様がいる時に出てきてほしかったな~。残念。


昨日から、ふ化後数日と思われる幼いヒナを連れた親子が2組確認されていて、
一組はヒナ1羽、もう一組はヒナ5羽の親子です。


このほか、現在カイツブリの巣は4か所で確認されていて、
順調に抱卵中です。
早ければあと1週間くらいでヒナが羽ふ化するのではないか、
と期待しているところです。
イタチの通り道の浮き巣も健在です。

また、近頃シギ類が見られるようになってきました。
7/15にはクサシギ5羽、
7/20にはアオアシシギ1羽、
7/21にはアオアシシギとタカブシギ各1羽と小型シギ類数羽
が確認されています。

もう秋の渡りが始まっているのかもしれません。

(きりぎりす)

2016年7月9日土曜日

今の鳥たちの子育ての様子20160709

園内の鳥たちは、ただいま子育て真っ最中です。
その中でカルガモとカイツブリの様子をご紹介します。


ネイチャーセンター左下の丸木柵は、カルガモ親子たちのお気に入りの休憩場所です。今朝も幼いヒナ5羽を連れた親子がここで休んでいると、ほぼ親鳥サイズに成長した大きな親子がやって来て、休憩場所を横取りしてしまいました。

















ヒナが小さな親子を押しのけて休憩する、大きなカルガモ親子。

















休憩場所を横取りされた小さな親子は、
ネイチャーセンター正面の小島に移動して休憩を再開。
ここは2番目にお気に入りの休憩ポイントです。
かわいそうですが、仕方ないですね。
















休憩が終わり、移動を始めた大きな親子。
こうしてみると、親子というよりは5羽の群れですね。
なお、一番後ろがお母さんです。



一方、カイツブリの子育ての状況ですが、
昨日は、ネイチャーセンターから巣が4つ確認できましたが、
そのうちの2ヶ所は今朝見たら消滅していました。
その後、新たな巣が見つかり、今日現在3個あります。

















これが現在最もネイチャーセンターから近く、順調に見える巣です。
昨日は卵が3個でしたが、今日は4個に増えていました。巣も高く盛り上がっており、順調です。
しかし、ここは以前、カルガモのヒナを頻繁に襲っていたチョウセンイタチの通り道です。大丈夫でしょうか。

















こちらは、ネイチャーセンター正面に見える巣です。
何にもないところに無造作に水草を寄せ集めて作られていて、とても不安定に見えるのですが、卵も数個産んであり、順調なようです。
でも、周りになにも遮るものが無いので、
風が強まったら横波を受けてすぐ消滅してしまいそうで心配です。

















今朝、休憩場所を横取りされた小さな親子は、
夕方にまたお気に入りの柵に上がって休んでいました。
やっぱりここが一番好きなのですね。

(きりぎりす)

2016年7月2日土曜日

大雨を見上げるカモたち

今日の午後は、突然の大雨に驚かされました。

















大雨の時、カモたちはみんな空を見上げます。
正しくは、打ちつける雨粒に正対するのです。
風が強い時と同様、自分にかかる抵抗を少しでも減らすためなのでしょう。
「よく降るなあ~」とみんなで空を見上げているようで、ユーモラスな光景です。


















カワウは、丸くなってずぶ濡れになりながら、
じっと耐えています。


















今日観察できたカルガモの親子で、
もっともヒナが幼くてかわいかった親子。
他の親子はみんな大きくなっていて、賞味期限切れ(?)。

















ヌートリアの親子も登場。
幼い子が3頭、親の後について泳いでいます。
かわいい光景ですが、困ったものです。


このほかの鳥の様子ですが、
今日現在、カイツブリの巣は3か所確認されています。
しかし、このうちの2ヶ所は開けた水面に無造作に作られており、
横風を受けたらひとたまりもなさそうな、頼りない巣です。

残る一つは、先日ご紹介したお引っ越し中の巣です。
今日も家財道具の運び出しを続けていましたが、おかしなことが一つ。
巣材を持ち出している最中の古巣に、卵が一つ産んであるのです。
当然、誰も抱卵に来ません。
卵を産むのなら、新築した巣に産むのが当たり前だと思いますが、
どういうつもりなのでしょう?
















(きりぎりす)