2016年7月2日土曜日

大雨を見上げるカモたち

今日の午後は、突然の大雨に驚かされました。

















大雨の時、カモたちはみんな空を見上げます。
正しくは、打ちつける雨粒に正対するのです。
風が強い時と同様、自分にかかる抵抗を少しでも減らすためなのでしょう。
「よく降るなあ~」とみんなで空を見上げているようで、ユーモラスな光景です。


















カワウは、丸くなってずぶ濡れになりながら、
じっと耐えています。


















今日観察できたカルガモの親子で、
もっともヒナが幼くてかわいかった親子。
他の親子はみんな大きくなっていて、賞味期限切れ(?)。

















ヌートリアの親子も登場。
幼い子が3頭、親の後について泳いでいます。
かわいい光景ですが、困ったものです。


このほかの鳥の様子ですが、
今日現在、カイツブリの巣は3か所確認されています。
しかし、このうちの2ヶ所は開けた水面に無造作に作られており、
横風を受けたらひとたまりもなさそうな、頼りない巣です。

残る一つは、先日ご紹介したお引っ越し中の巣です。
今日も家財道具の運び出しを続けていましたが、おかしなことが一つ。
巣材を持ち出している最中の古巣に、卵が一つ産んであるのです。
当然、誰も抱卵に来ません。
卵を産むのなら、新築した巣に産むのが当たり前だと思いますが、
どういうつもりなのでしょう?
















(きりぎりす)