2017年4月24日月曜日

ヘラサギ復活。しかし…。

お昼頃に、ヘラサギの若鳥が現れました。
場所は、20日夕方と同じく、水鳥観察桟橋向かいの岸辺です。





























昨年生まれであることと、P1が換羽中であること、
P6の先端の欠けている形から、
20日夕方に現れた個体と同一と思われます。
せっかく再登場してくれたのですが、
18:57に北西の夕焼け空に向かって飛び去ってしまいました。
















ハシブトガラスは、今日もドーナツ島を物色していました。
昨日襲われたカイツブリの巣にはまだ卵があるらしく、
親鳥があきらめずに抱卵を続けていました。
幸い、カラスはドーナツ島には降りずに去っていきましたが、
どこか他の場所から卵を拾って飛んでいました。


セイタカシギは、オス1羽メス2羽がいました。
前浜をよく歩いてくれて、お客様に喜ばれました。















急接近してきたメスに驚いて飛び立つオス。
多くの鳥がつがいでいる中で、
セイタカシギは色気より食い気のようで、
オスとメスはあまり仲が良くなさそうでした。

















夕方、園路の木陰でツグミがアオジをいじめている、
と思ったら、なんだかツグミの様子が変。
気になったので撮影してみたら、アカハラでした。
水鳥公園ではアカハラは大変珍しく、
写真が撮れたのはこれが初めてです。

また、ツルシギの夏羽1羽が朝からいましたが、
距離が遠すぎて撮影できていません。
ツルシギの夏羽が現れるのも極めて珍しいです。

アカハラとツルシギ夏羽の出現は、
水鳥公園ではヘラサギ登場よりもよりもビッグニュースです。

(きりぎりす)

2017年4月23日日曜日

卵泥棒ふたたび

先日、カルガモの巣がハシブトガラスに襲われましたが、
今日はカイツブリの巣が襲われました。





























両親の目の前で、卵が二個持ち去られてしまいました。
近頃は頻繁にネイチャーセンター前の小島の上を
ハシブトガラスが飛び、鳥の卵を探していました。

ここはネイチャーセンターからよく見える巣で、
毎日抱卵の様子が観察できていただけに、
とても残念です。






























シマアジは今日も健在です。
相変わらず、ドーナツ島で一日中過ごしていました。






























そして、今日見つけたちょっと面白い鳥。
ホシハジロとアカハジロ(またはメジロガモ)との
交雑個体です。
時々見られるタイプですが、シブい美しさがあります。
かなりホシハジロの形質が強く出ていますが、
片親がいまいちよくわかりません。
目がピンク色なので、目が白い種類でしょう。

ネイチャーセンター正面右手の小島でのんびりしていました。
明日以降もいるかもしれませんので、
ご来館の際には探してみてはいかがでしょうか。

(きりぎりす)

2017年4月22日土曜日

タイワンハクセキレイ

今日一番注目の鳥は、タイワンハクセキレイでした。

第1発見時は、望遠鏡を覗いて園内の鳥の数を数えているときに、
500m先の島の岸辺を歩くハクセキレイが目にとまり、
違和感がありました。
「タイワンっぽいけれども、遠くて写真は撮れないし、
陽炎はひどくてよく見えないし、よく分からないや」
とあきらめていたのですが、
後に140mくらいまで近くにやってきたので、
デジスコで証拠写真を撮影。
やはりタイワンハクセキレイだったと確認できました。











































胸から喉にかけて真っ黒なのが印象的。
背中が鮮やかに灰色なのもポイントです。

ネイチャーセンター前浜に来てくれたら嬉しいのですが、
明日も居てくれるかな?

過去に証拠写真が撮れたのは、2004年4月26日と29日のみで、
それっぽい記録が2006年4月3日、2010年2月5日にあるだけで、
証拠写真がある記録としては2例目の珍しい鳥です。
















セイタカシギは3羽に減ってしまいましたが、
ネイチャーセンター前をよく飛んでくれました。

















 シマアジは今日もドーナツ島に籠城していました。
それでも、島から飛び出して開けた水面に降りた時があり、
全身がよく見える時間が今季最も長かったように思います。
東京からいらっしゃったお客さまにも喜ばれました。

(きりぎりす)

2017年4月21日金曜日

セイタカシギ増える















今日は、セイタカシギが8羽いました。
この鳥が増えると、鳥風景が華やかになります。






























昨日に続いて、今日もシマアジのオスが見られました。
ネイチャーセンター左手のドーナツ形の島にずっといましたが、
ヨシの陰に隠れてばかりで、なかなか全身を見せてくれませんでした。















ネイチャーセンター正面左下の岸辺には、
タシギが群れていました。
近頃オオジシギがいたので、
タシギ以外のジシギが紛れているのではないか、
と気になってしかたがありません。
その中に1羽、くちばしが短めに見える個体がいたので、
チュウジシギでは?と疑い、撮影してよ~く観察してみたら、
タシギのようでした。残念!
















飛べないコハクチョウは、少し手前にやってきました。
嘴の模様と怪我の様子から、
やはり数年前から時々現れる個体と同じようです。

(きりぎりす)

2017年4月20日木曜日

飛べないコハクチョウまたまた現る

今日の午後、ネイチャーセンターから500m先の島にコハクチョウが現れました。
といっても、それほど驚きません。
中海には、数年前から左翼を痛めて定住しているコハクチョウがいるからです。おそらくこの個体も同一でしょう。これで3回目の登場です。















痛めていない右翼を伸ばす居残りコハクチョウ。
飛べないのにどうやって園内に入って来るのか、
いつも不思議に思います。

















セイタカシギは現在5羽います。
オス4羽、メス1羽なのですが、
なぜかいつも同性ごとに集まっていて、
5羽まとまることはほとんどありません。

















水鳥公園上空を、ツバメとアマツバメが、
続々と西から東へ通過していました。
その中には、水鳥公園では珍しいコシアカツバメもいました。
コシアカツバメは今季初認です。

















冬鳥でも渡りがのんびりペースのツグミたち。
現在、園内でたわわに実るナワシログミに集まっています。
昨日はコムクドリも1羽いたそうです。


そして、今年もカラスが卵を盗みにやって来るようになりました。
















まだヨシが充分伸びていない、ドーナツ型の島に舞い降りるハシブトガラス。
まさか、と思ったら…。
















案の定、卵をくわえて持ち去りました。
もうカルガモが抱卵を始めているのですね。
かわいそうですが、一度見つかってしまった巣は絶望的です。































ハシブトガラスは、盗んだ卵をヨシ原に隠していました。
巣とヨシ原を往復して、計3個の卵を盗みました。
興味深いことに、卵はそれぞれ別の場所に隠していました。
リスク分散のためでしょう。賢いですね。

















カラスが卵を盗んでいた現場のすぐそばで抱卵中のカイツブリ。
生きた心地がしなかったことでしょう。
今日現在、卵が2個確認されています。

今日、オオヨシキリの声を今季初めて聞きました。
来園者情報によると、昨日から声が聞こえていたそうです。
その他、エリマキシギ1羽も今季初認です。















閉館後には、ヘラサギの若鳥(第1回夏羽)も現れました。

(きりぎりす)

2017年4月16日日曜日

だらしない寝姿が面白い!

暖かな季節になると、
カモたちの寝姿に面白い変化が見られるようになります。















こんな姿で寝ているカモが時々見られるようになります。
手前に並んでいる、2羽のホシハジロの頭の角度がおかしいですね。

















不意に近くにアオサギが舞い降りてきたので、
驚いて目を覚ましたホシハジロたち。
別に体調が悪いわけではないようです。

寒い時期は、どの鳥もくちばしを羽毛にうずめて眠っていますが、暖かくなるとくちばしを隠す必要がなくなるのでしょうか。
眠りが浅くなると頭を持ち上げ、眠りが深くなるにつれて、また少しずつ頭が垂れていく、ということを繰り返しているのが、観ていて面白いです。
とても平和な光景ですね。
















参考:正常なカモの寝姿

(きりぎりす)

2017年4月15日土曜日

ソリハシシギ新着!

今日は45種類の鳥が確認できました。
各種の個体数は少ないですが、種類数が多いのは春ならではです。

ネイチャーセンターの前にいつも鳥が群れていたので、
一日中鳥が観やすかったです。

















あちらこちらでヒバリがさえずりながら飛び回っていて、
にぎやかでした。
















婚姻色が現れているコサギ。
色が極まるまであと一歩ですが、
なかなかそんな個体には出会えません。

















ネイチャーセンター目の前に上陸して草を食べるヒドリガモのつがい。
この時期のカモは、色鮮やかでとてもきれいです。
しかし、美しいのは今が最後で、間もなく羽毛が擦り切れ、退色していきます。


















ネイチャーセンターの屋根の上と目の前の岸辺を
何度も往復して巣材集めに勤しむハクセキレイ。
一応、つがいで巣材集めしていましたが、
メスが脇目も振らずに働いているのに対し、
オスがサボり気味なのが面白かったです。

















毎日数が変動するハマシギ。
夏羽への換羽が進み、かなりきれいになってきました。
見るたびに数を増し、朝は16羽でしたが、夕方には34羽になっていました。
















ハマシギに紛れるソリハシシギ(右から5羽目)。
さりげなくこの春初認です。

今日のシギ、チドリ類は、
ハマシギ 34羽
アオアシシギ 3羽
アカアシシギ 1羽
ソリハシシギ 1羽
オオソリハシシギ 1羽(フラッグ付き)
セイタカシギ メス1羽
タシギ 4羽
コチドリ 2羽
でした。
ズグロカモメ1羽も健在です。

さて、明日も初認の鳥が増えるかな?

(きりぎりす)

2017年4月14日金曜日

オレンジフラッグ「CSR」

本日、園内で、右脚にオレンジ色のフラッグ、
左脚に金属の足環をつけたオオソリハシシギを1羽確認しました。















フラッグには、黒で「CSR」という文字が書かれています。
このフラッグがいつ、どこでつけられたものなのか、
山階鳥類研究所に報告して回答待ちです。
















第1発見時は、ホウロクシギ1羽と一緒に行動していましたが、いつの間にかホウロクシギはいなくなりました。浅瀬を歩き回って、ゴカイを頻繁にとらえて食べていました。
















オオソリハシシギのそばには、ズグロカモメが1羽いました。
こちらも盛んに浅瀬でゴカイを捕えて食べていました。
時々出会う、カモメの若鳥とは仲が悪いようでした。

このほか、
アオアシシギ2羽、
ツルシギ1羽、
クサシギ1羽、
ハマシギ9羽、
セイタカシギ雌1羽、
タシギ1羽、
シマアジ雄1羽
がいました。

オオソリハシシギとホウロクシギは、今季初認です。

シマアジ雄は朝一番に観察したのですが、午後は行方不明でした。
今季のシマアジは、なかなかじっくりと姿を見せてくれません。

(きりぎりす)

2017年4月9日日曜日

ズビヤクズビヤク

今日は、イベントの残務処理などで忙しく、
一人居残って残業していると、
19:10頃、開けていた事務室の窓の外から
「ズビヤク、ズビヤク、ジェーッ、ジェッ、ジェッ…」
という声が聞こえました。
オオジシギのディスプレイ時の鳴き声です。

録音されたものとしては聞き慣れた声ではありますが、
生声を聞いたのは初めてです。
まさか、米子水鳥公園でこの声が聞こえるとは思いませんでした。

近頃、園内ではタシギを時々見かけるのですが、
今日はイベントで子ども達と野鳥保護区内を歩いている最中に、
気になるジシギを1羽見ました。
やはりこれはオオジシギだったのかもしれません。
今後、タシギ風な鳥を見かけたら、要注意です。















今日もネイチャーセンター前には、
ズグロカモメが頻繁にゴカイ捕りにやってきました。
昨日と同じく3羽いましたが、目の前に来るのは1羽ずつで、
最多でも2羽までです。
すぐ目の前をヒラヒラと舞う姿は美しく、
つい目を奪われてしまいます。


















ズグロカモメに見とれていると、
いつの間にかセイタカシギが、
ネイチャーセンター目の前(というか真下)にやって来ていました。
派手な姿の鳥ですが、こうしてみると意外と目立ちません。

近頃、ネイチャーセンター前が、
いろいろな鳥でにぎやかです。

オオジシギ、今度はネイチャーセンター前に現れるとうれしいですね。

(きりぎりす)

セイタカシギが来ました!!

















今朝も、小雨のなかセイタカシギがいました。

2017年4月8日土曜日

ズグロカモメが目の前を舞う!

今日は、ズグロカモメが3羽に増えました。
いずれも第1回冬羽です。

昨日までは、なかなかネイチャーセンター目の前にやって来なかったのですが、今日は何度も目の前に飛んできてくれました。





















































ネイチャーセンター前にやってくるお目当ては、
前浜の浅瀬にいるゴカイです。

ネイチャーセンターからは全く見えないのですが、
水面上空を飛ぶズグロカモメにはよく見えているようで、
ゴカイを見つけると、華麗に身をひるがえして急降下し、
器用にとらえていました。捕獲成功率はほぼ100%です。

ズグロカモメはカモメの仲間ですが、
体がとても小さく、飛び方や「キッ、キッ」という鋭い鳴き声は、
アジサシ類を連想させます。


シギ類は、ハマシギがいなくなりましたが、
ツルシギ1羽、アカアシシギ1羽は今日も健在で、
セイタカシギ1羽が新たに加わりました。

明日はどんな鳥が見られるかな?

(きりぎりす)