2017年6月30日金曜日

カルガモの親子の近況

今日の水鳥公園では、
カルガモの親子はすっかり大きくなり、
母親とそっくりなほど成長している家族がいます。
その一方で、まだ幼いヒナを連れた親子もいます。
















9:30頃、つい先ほどまでカルガモが集まっていた池の南岸で、
いつの間にかオオタカの若鳥がカルガモをしとめて食べていました。
付近にさまよっているヒナがいなかったので、
犠牲になったのは子育て中の個体ではないようです。


15:00頃、ネイチャーセンター右手の島で
3組のカルガモの親子がくつろいでいました。















かなり成長しているヒナ2羽の親子。
翼の羽が生えそろえば親鳥とほぼ同じです。
島の中央部でお休み中。
















こちらは島右隅でお休み中の親子。
こちらのヒナもかなり成長しています。
ヒナの数は5羽くらいかな?
















そして、こちらが島の右隅でお休み中の親子。
ヒナは4羽。やや成長していますが、
まだヒナのかわいらしさが残っています。


















そして、今最も幼くてかわいいヒナ7羽の親子。
3組の親子がくつろぐ島の後ろを通過していきました。

















一方、こちらはネイチャーセンター正面の島。
ヒナ2羽の親子が島の右隅でくつろいでいます。
兄弟が身を寄せ合って眠っている姿がほほえましいです。


上記のとおり、15:00頃にネイチャーセンター目の前で、
同時に5組のカルガモ親子が観察できました。

近年、水鳥公園ではカルガモの子殺しが頻発しているのですが、
今季は今のところ、それぞれの母親が落ち着いており、
他の親子を襲う場面が見られていません。
このまま、それぞれの親子が平和に過ごしてくれることを祈ります。
















続きまして、カイツブリの近況もお知らせします。

今季はカイツブリの巣がとても少なく、
今日現在確認できている巣は2か所だけです。

この写真の巣の場所は、いろいろな鳥が杭先にとまったり、
イタチが通ったりすることもあるので、
子育て環境としてはおすすめではないのですが…。
将来がちょっと心配な巣です。


最近の傾向は、午前中はとても鳥が少なく、
お昼過ぎから少しずつネイチャーセンター前に鳥が集まって来て、
夕方にはカルガモの親子が頻繁に現れます。
15時以降のご来館がおすすめです。

(きりぎりす)