2018年5月16日水曜日

彦名町にオナガキジ現る

事件です。
昨日夕方、鳥取県米子市彦名町の民家(情報提供者の自宅庭)にオナガキジが現れたという情報提供がありました。

これが発見者によって撮影された写真です。



























オナガキジは中国中部から北部に生息する野鳥で、
日本に渡ってくることは考えられず、
どこかで飼われていた個体が逃げ出したようです。
足環が付けられていないので、個人で飼養されていたものかもしれません。

2014年にNPO法人日本野鳥の会鳥取県支部が発行した、
鳥取県鳥類目録のかご抜け鳥欄にも記録が無く、
私も県内でオナガキジが見つかったいうことは聞いたことがありません。

オナガキジはヤマドリ属で最大の種類で、雄の尾羽の長さは1mをはるかに超え、
最大で体長2m以上にもなる大きな鳥です。
こんなに大きくて派手な鳥が自宅庭に現れたらびっくりですね。
人が近づいても逃げず、20分程度過ごした後、どこかへ行ったそうです。

彦名町やその近辺にお住まいの方は、
今後遭遇するかもしれませんし、
米子水鳥公園にも現れるかもしれません。

(きりぎりす)